ありがとうのページ (平成20年度 2008年4月〜2009年3月)
3/7(土) 吉野川紀の川しらべ隊「蜻蛉の滝コケマップづくり2」
 普段何気なく歩いている時には同じように見えるコケでも、じっくり観察するとこんなに種類があるなんて!蜻蛉の滝周辺だけでも前回と合わせて約40種類のコケがありました。
吉野杉雛(よしのすぎびな)
 きっかけは普通じゃつまらない!という辻谷館長の一言。今年度はとことん吉野杉にこだわって、桃の節句も飾りました。吉野杉の間伐材を利用た雛人形の段飾りです。
2/1(日) もりみず探険隊「御船の滝 氷瀑ツアー」
 思った以上に暖かい日が続き、御船の滝はどうなっているのやらと心配していたら、予想どおり凍っていませんでした。せいぜい周囲の木につららができているくらい…。しかし!これはすごい!冬場にはありえない水量です。前々日の雨と雪解け水で今までにない迫力の滝は「猛瀑」でした。さ、もりもり館へ戻って団子汁とアマゴ&シカ肉のバーベキューで温まろう♪
 ご参加の皆様にはアンケートにご協力いただきありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。
川上七木門杉(かわかみしちぼくかどすぎ)
 クリスマスツリーから門松ならぬ門杉に変身!竹の代わりに吉野杉を使いました。ちなみに、このスギは岐阜県各務原市の那加中学校の生徒たちが間伐体験で伐採したものです。
川上七木(かわかみしちぼく)クリスマスツリー
3年目の今年は、中央に約8mの吉野杉を、周囲にヒノキ、トガサワラ、モミ、ツガ、アカマツ、コウヤマキを使用したクリスマスツリーです。夜はライトアップも!やまぶき保育園のちびっこたちが飾りつけを手伝ってくれました。
11/9(日) 源流人会限定企画 源流学の森づくり
 この日も雨でした。まずは昨日作った山の標語を立て(11/8写真中央の木材)、その後は山小屋で道具や機械の手入れを教えてもらいました。大鍋で作った熱々のうどんが美味でした。
11/8(土) 源流学の森づくり
上下流交流いきいき流域プロジェクト事業(吉野・北山・十津川流域林業活性化センター)
 前夜から降り出した雨のため、名人のスギの種とりの技を見ていただくことはできない代わりに、300年の人工林や山幸彦のもくもく館(川上村林業資料館)を見学しました。地下足袋歴60年の山のプロのお話は深いです。
11/1(土) 水源地の森ツアー
 今回は秋のうつろいを感じながら大障子滝まで、楽しみながら歩きました。途中、アマゴや三之公の主、ナガレヒキガエルからの歓迎のごあいさつもありました。
10/26(日) 吉野川紀の川しらべ隊「バッタリンピック」
 あいにくのお天気でしたが、雨が残る午前中は室内で講師の河合正人さんによる「バッタの授業」やシュロの葉っぱを使ったバッタづくりで楽しみ、天気が少し回復した午後からバッタ採集をしました。見つかったバッタの仲間は9種類。最後に、それぞれの種類で飛ぶ距離を競う「バッタリンピック」を楽しみました。
10/19(日) もりみず探険隊「後南朝隠し平ウォーク」
 「隠し平」は、後南朝の3人の王子、尊義王・自天王・忠義王が過ごされた宮跡とされています。谷の奥まった所には、尊義王の墓と伝えられている場所があります。落ち葉を踏みしめ、遠くに鹿の声を聞きながら、片道2時間以上も歩きました。
8/12(土)〜13(日) 五感で学ぼう!子ども体験プロジェクト
主催:環境省
 川上村で吉野地方の主要産業である林業と環境問題を楽しみながら学び、大台ケ原では、それぞれの自然の専門家の指導で昆虫や植物の調査を行いました。
9/14(日) 第7回森守募金キャンペーン「吉野川紀の川ふれあいデー」
 流域から13の団体が参加したチャリティーバザーに多くの人々が集まっていただきました。この「ふれあいデー」には、年々参加団体が増えています。各団体ともに準備にたくさんのエネルギーと工夫を費やしていただきさらに、募金への協力もいただいています。吉野川紀の川の流域の仲間がお互いに、きれいな水と水源環境へ関わる活動やおもいを知り、そしてまた来年に向けてその輪を広げていくことを確認しあう1日でした。
9/7(日) 森守募金「吉野川・紀の川 源流クリーンウォーク」
 秋晴れのもと、川上村東川の吉野杉工房下の川原において「吉野川クリーンウォーク」を行いました。大阪市や堺市、奈良市からもお越しいただき、不法に棄てられていたゴミを分別・回収しました。おかげさまで、散らかっていたゴミも片付き、川原は元の姿を取り戻すことが出来ました。当館では「川上宣言」にある「下流にはいつもきれいな水を流します」という決意の実践として、このクリーンウォークを来年も続けていきたいと思っております。
8/10(日) もりみず探険隊「源流の魚とり入門」
 この催しは、奈良県が森林に親しんでもらおうと実施している「山と森林の月間」の協賛イベントです。お昼はつかみ取りしたアマゴと郷土料理を味わい、午後からは川で魚取りやスイカ割りを楽しみました。
8/2(土)〜3(日) 第7回森と水のワークショップ
 1日目は、沢登りをして、夕食にシカ肉カレーを食べて、白川渡オートキャンプ場に泊まってキャンプファイヤーをしました。2日目は、ひたすら川遊び&筏流し、身体が冷えたら五右衛門風呂に入って、また遊ぶ、まだまだ遊ぶ。昼食にそうめん流しをして、どっぷり源流の自然を楽しみました。
7/21(祝) 利用・来館者10万人突破!
 10万人目となったのは香芝市から「源流に学ぶ!森と水の源流館見学と小枝の工作体験」に参加されたご家族とご友人ご家族でした。「山の日・川の日」のイベントのことを折り込みチラシでご覧になり、初めて川上村に来られたそうです。「記念状と村内在住の竹細工作家、吉野常雄氏から昆虫などの作品を、村内「匠の村」の日本画家、岸上ゆか氏によって、吉野川の流れをデザインに描いた紀州漆器のお盆にのせて贈呈しました。
 多くの方にご利用・ご来館いただき、10万人目を突破することができました。まことにありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

10万人目の来館者になった感想
 びっくりしました(※くす玉を開くまで10万人目ということは内緒でした)。夏休み早々よい思い出になりました。早速、絵日記の材料ができました。
7/5(土) 第16回いろりばた教室「東熊野街道ウォーク」
 このツアーも今年で3回目となりました。道沿いの後南朝・天誅組の史跡を語り部の人たちに解説してもらい、ゴールの朝日館では旅人達が残していった記念の画帳を拝見、旧街道を行き交った旅人達に思いを寄せました。
6/21(土) もりみず探険隊「源流のほたるの夕べ」
 朝から雨が降り続き心配していたホタルでしたが、みんなの祈りが届いたのか日が暮れる頃から雨も止み、ほのかな光が飛び交う様子を見ることができました。
6/14(土) 吉野川紀の川しらべ隊「カエルの観察会」
 ニホンアマガエル、タゴガエル、トノサマガエル、ツチガエル、ヌマガエル、シュレーゲルアオガエル。観察会では6種類のカエルに出会えました。急に天地を逆さまにされて混乱中のひっくりカエル姿はなかなか印象的でした。
5/22(木) 五條市立阿田小学校4年生森林環境教育
 毎年、多くの学校さんが川上村まで森や水のことについて学びにやってきます。今回は、吉野川の源流「吉野川源流−水源地の森」とその途中の人工林をフィールドにしました。人工林の間伐が遅れたところでは、林床に光が差さない様子、そこに草が生えない様子などを観察し、間伐の大切さなどを学びました。原生林ではいろいろな生き物や、石などを観察しました。いろいろな生き物がお互いに支え合って生きている様子、森のフィルターを通してそのまま飲めるほどきれいになった水などを体験的に学びました。源流のきれいな水をおみやげにもって帰る児童もいました。
5/18(日) 第1回吉野川紀の川源流まつり
協力:国土交通省近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所/大滝ダム学べる建設ステーション/匠の聚
 国土交通省近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所さん、大滝ダム学べる建設ステーションさん、匠の聚さんの協力もあり、無事第1回源流まつりを行うことが出来ました。当日はおかいさん(川上村の茶粥)、川上村の名水の振る舞いの他、「なつかしの川辺で運動会」と題し、吉野川流域の各施設・団体から持ちよられた豪華景品をかけて楽しみました。
5/4(祝) 水源地の森ツアー
 家族での参加が多く、子供がたくさん。みんな友達になれたかな?子供たちを含む参加者は原生林を歩き、済んだ空気や水を体験、満喫していました。
4/26(土) 水源地の森ツアー
 本年度1回目の水源地の森ツアーを開催しました。新緑の中、源流のせせらぎを聞きながらの原生林ハイクはとっても気持ちよかったです。途中、いろいろな生き物たちの観察も楽しみました。オオルリ、ナガレタゴガエルなど源流の生き物たちも歓迎してくれました。
4/19(土) もりみず探険隊「後南朝ハイキング」
 今年で2回目になる「後南朝ハイキング」には県内外から12名が参加しました。神之谷の清谷神社(河野御所跡)や金剛寺(河野宮墓)、軍勢岩、御首載岩跡碑などの後南朝史跡を見学しました。休憩地点の朝日館では参加者に千本搗きを体験してもらい、また朝日館に泊まった滝川政次郎など後南朝研究者たちの色紙を見せてもらいました。
4/13(日) 源流人会限定企画 源流学の森づくり
 シイタケのほだ木の準備と、ついでに館長によるチェーンソー講習、炭焼き、山菜天ぷら、もりだくさんな一日でした。山菜天ぷらは、リョウブ、ハナイカダ、イワタバコなど10数種類くらい、他にも一昨年菌入れしたシイタケと、アマゴもいただきました。昼食後しばらくして雨が降りそうだったので作業は終了、水源地の森へ寄り道して帰りました。
4/5(土) 吉野川・紀の川しらべ隊「コケマップづくり」
 今年度から始まった吉野川・紀の川しらべ隊の第1回目でした。蜻蛉の滝周辺のコケを調べて、マップをつくろうという企画です。ぱっと目につく主だったものだけで約20種類のコケがありました。色も形も場所も様々で、コケの世界は奥が深いです。