ありがとうのページ (平成23年度 2011年4月〜2012年3月)
2月 源流ひな
 川上村のスギとヒノキの間伐材を余すところなく使って作られました。いえ、建てられました。木のぬくもりと春らしい色が調和した作品です。4月3日(火)まで森と水の源流館正面玄関内に展示しています。かき餅とちりめんはそれぞれ川上村民の方の作品(?)です。
1/29(日) 源流のつどい「御船の滝氷瀑ツアー」
 3〜4日くらい前からぐっと冷え込んできましたので氷瀑を見に行くにはもってこいなかんじです。真っ白な雪と真っ新な氷に太陽が反射してとてもきれいでした。滝は、う〜ん、65%くらい凍ってる?十分に大迫力です。御船の滝は冬の氷瀑に、初夏の新緑に、秋の紅葉に、四季折々の様子を楽しめます。でも、子供にとっては帰りにそりですべるほうがずっと楽しそうです。シカとアマゴのバーベキューも美味しかったです。あ、アマゴの卵を初めて食べました。かなりぷちぷち?ぷりぷり?した食感でした。
1月 門杉
 12月28日(水)から1月15日(日)まで、正面玄関へと至る階段前に「門杉」を展示。吉野杉の山地である川上村の魅力を発信するため、「松」ではなく「杉」を主にしました。スギの他には、もちろんマツや、他にヒノキ、モミ、ツガ、トガサワラ、コウヤマキといった常緑針葉樹(※これらの7種類の木をまとめて森と水の源流館では川上七木(かわかみしちぼく)と呼んでいます)やユズリハ、ナンテン、センリョウなど縁起物を飾りました。村内に普通に見られる様々な種類の木の名前や特徴を知るところから、川上村を感じてみませんか?
11/13(日) 水源地の森ツアー
 先日の台風の影響により水源地の森ツアーは催行できませんでしたが、代わりに白倉股谷ツアーへ行ってきました。こちらのほうが紅葉を楽しめるので良かった…かな?森の入るとすぐにとタカノツメのわた飴のような甘い香りがしたり、冬眠前のジムグリに出会ったり、川上村では珍しい天然のスギに触れたり、鍾乳洞の吹き出し口を見たり、豊かな自然を感じられる一日でした。
9/25(日) 源流学の森づくり体験会
 間伐体験…は、残念ながら雨のため実施できませんでした。せっかく皆で集まる機会になったので、これまでに被害をもたらした6,12,15号の台風や、次は何をしたいかなどを話し合いました。秋の気配を感じられる草花も観察できたので良かった、良かった。
9月 中秋の名月
 12日の夜は良い天気で、見事な月がみられました。しかし、先日の台風12号の影響により秋の七草を手に入れられず、月見団子を飾るだけになってしまいました。自然の驚異には逆らえません。
夏休み 工作プログラム
 スギ・ヒノキのキーホルダーづくり、川原の石ころ標本づくり、つみ木のミニカーづくり、押し花のしおりづくり、牛乳パックリサイクル紙すきはがき、お散歩観察会など、もりだくさんの内容でした。いつでもできる、丸太切りや小枝にペイントにもたくさんの方にご参加いただきました。せっかくなので個人的にベンガラ染めかばんと、液状化実験に参加しました。面白かった。
7月 七夕まつり
 今年は仙台七夕風に飾ってみました。ちろん、東北の皆様への応援の気持ちを込めて…と言いつつ、短冊にはおもいっきり個人的な願い事を書きました。夕方には明かりを灯してみました。
7/2(土) 水源地の森ツアー
 夏も盛りを迎え、多くの動物が活発に動いている様子をあちらこちらで観察できました。子供たちのするどい観察眼は渓流中に潜むカジカガエルを捉えていました。「あそこにいるよ」と教えられても周りの石の色と同じで探すのに一苦労です。
6/25(土) 源流のつどい「源流のほたるの夕べ」
 ホタルの飛び交う日暮れまでの時間、いつも千本搗きやアマゴの掴み捕りなどをしながら待ちます。千本搗きは中井渓谷のある川上村東川(うのがわ)に百年以上前から伝わる子供の成長と豊穣を願う伝統行事で、長い杵で音頭に合わせてみんなで一緒にお餅を搗きます。子供の力で搗いたお餅ですので、ちょっと米粒が残っていたりするのもまた良しです。
5/8(日) 源流学の森づくり体験会
 今日の仕事は森の崩壊を止める木柵を作ること。以前に間伐したヒノキの皮をむき、設置する場所の地面をならし、木を組んでいきます。土砂くずれがなくなって、草や木が生えることを期待しています。お昼ごはんにはおかい(大和の茶粥)ととれたてのシイタケを味わって、その後は作業道を直したり、先日焼いておいた炭を出したり、縁側を作る相談をしたり、気がつくと帰る時間になっていました。
4/25(月)〜5/29(日) 企画展「野草・雑草押し花展」
 野草・雑草をただ何とな見ることはあっても、じっくり観察することはあまりないような…。そんな野草・雑草も押し花にするとあら不思議!今まで気づかなかった小さな葉や花の魅力を感じられます。期間中、押し花インストラクター佐藤桂子さんには体験教室も開いていただきました。押し花の栞を習って作ってみたけど、可愛すぎて使えないので飾っておきます。
5月 檜薫る源流の兜
 すごく大きなヒノキの枝で重さが1tもあったそうです。それを五月人形の土台にしました。5月5日(祝)〜6月5日(日)森と水の源流館正面玄関内に展示しています。
4/24(日) 水源地の森ツアー
 見渡せばサクラ、モミジ、ツツジ、ネコノメソウ、スミレなど色とりどりの花咲いていたり、水辺にはトビケラの幼虫や今年生まれた子ガエルがいたり、ヤマビルも活動を始めたり。水源地の森では春の息吹が感じられました。もう少しすると緑色が多くなるかな。